アウトリーチ

アウトリーチとは、英語で「手を伸ばす」という意味です。

これまでは、相談拠点に来てから支援が開始することが多かった福祉の実情から一歩超えて、待っているのではなく、こちらから手を差し伸べるアウトリーチという手法は、近年、さまざまな分野でその必要性が認識され、その内容は広がりを見せています。

このアウトリーチの手法は、支援が必要であるにもかかわらず自ら申し出ない人やたちや、困難な状況にありながら支援の必要性を自覚していなかったり、相談意欲がなく支援拠点に来ない人が、そのまま取り残されたりすることを防ぐために、潜在的なニーズを発掘し、支援者が積極的に働きかけ、支援を届けることを目指すものです。

アウトリーチは、福祉分野だけでなく、医療分野、芸術分野、教育でも活用されており、例えば、音楽では 「出前コンサート」、教育分野では「出前講座」、そして、最近では、オンラインでのコンテンツ配信などもあります。

CPAでは、地域で支援を必要としている人が、その支援ニーズに合わせて最適な支援につながるように、これまでの「申請主義」を超えて、地域の支援ニーズ、対象者の把握を行うためのアンケートの実施等による調査を行い、支援が必要な人に情報や支援を届ける「アウトリーチ」を展開し、住民が安心した暮らしにつなげるための、多職種連携のネットワークに取り組みます。

*これまでの取り組み*

余暇活動についてのアンケート

足立区内の就労系施設に通われている利用者様を対象に、余暇ニーズアンケートを実施しました。
音楽や運動、旅行などに人気があることがわかりました。

イベントニーズアンケート

足立区内の障害者施設を対象に、イベントニーズに対するアンケートを実施しました。コロナ禍でイベントの延期、中止をしている施設が多くあることがわかりました。

移動販売車『ジモカフェ』はじめます!

買い物に困っている住民に移動販売を実施します。
足立区内の施設で製造されたパンや近隣商店の食材等を仕入れて販売、販路拡大と工賃アップを図ります。

電話で問合せ